お口の中は直接目の届きにくい場所がほとんどです。そのため、ゆっくりと悪化していることに気づかずに、痛みや違和感をきっかけに歯科を受診なさる方も多いようです。
一般的にこのように症状が出てからでは処置の規模も大きくまた複雑な行程が必要となり治療回数も多く費用も高額になります。定期的な受診をしていただき、私たちが可能な限りお口の中に介入しない、また、介入するにしても最小限にとどめることが一番素晴らしい状態と思っています。
予防歯科の分野で私たちは患者さまの口腔はもちろん、全身的な健康を維持するパートナーとなれるように心がけています。
調布市・つつじヶ丘駅から徒歩2分の歯医者「あらさわ歯科医院」での検診・予防歯科をご紹介いたします。
歯の本数、虫歯の状態、歯周組織が健全かどうか、かみ合わせはその年齢において妥当か、口腔粘膜の状態、発音や食事、嚥下はうまくできているのか、口呼吸、唾液の量や成分はどうか、骨格はどのようになっているのか等々。それぞれのケースで必要なものに対してチェックをしております。
口腔内の見えている部分の診査に加え、必要であればレントゲン撮影を行い硬組織の状態なども考慮いたします。
初診時には現在の状態を記録するため、また患者さまに現状を説明をするため、ほとんどの場合でお口の中の撮影をいたします。処置がある程度進んでから変化を客観的にみたり、あるいは治療終了後の経過を比較できる重要な情報となります。
口腔内の健康状態は全身的な健康状態と密接にかかわっています。ブラッシングが健全であることはご自身の全身的な健康に影響することはもとより、お母さまお父さまであればお子さまの(また、おばあ様おじい様であればお孫さまの)健康状態にも影響いたします。
ご自身が日々行っているブラッシングが何より大切となりますが、どうしても磨ききれずに歯の周りに付いてしまった歯石は、数回に分けお取りいたします。これにより歯の周りの組織にブラシが的確に届き、また食べ物の流れ、唾液による自浄作用もスムーズになるため、歯肉炎の状態が改善することも多いです。
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)に関してはこちらで詳細を説明をいたします。
虫歯、歯周病、歯並びの悩み、歯の欠損などそれぞれ個別の事象とは考えず包括的に考慮するべきで、それぞれが複雑に結びついています。虫歯予防のために歯列矯正をお勧めするケース、歯列矯正のために口腔外科処置が必要なケースもございます。皆さまの健康状態に合わせたお話をいたしますので遠慮なくご相談ください。