マイクロスコープ

マイクロスコープ(顕微鏡)を使った歯科治療のご案内です。

マイクロスコープを使った歯科診療は、歯科医師が目視で確認することが難しい微細な部位を高倍率で拡大し、治療することができる最新の技術です。従来の診療では見落としがちだった細かな部位も、マイクロスコープを使うことで確実に処置できます。

例えば、歯の神経の治療や根管治療では、狭い空間で微細な器具を扱うため、通常の治療では目視で確認することが難しい部位があります。しかし、マイクロスコープを使えば高倍率で拡大し、細かな作業も確実に行うことができます。また、歯周病治療でも、歯肉の内部や歯と歯茎の境目を拡大して確認することで、より正確な診断と治療が可能になります。

また、処置中にデジタル画像を取得することもでき、患者さまに治療前後の状態をわかりやすく説明することもできます。また、私たち術者が確認するだけでなく、治療中の様子を客観的にご覧になっていただけるため、より安心して治療を受けることができます。

● 根管治療

根管治療は、虫歯や歯周病などが原因で歯の神経が死んでしまった場合に行われます。マイクロスコープを使用することで、細い根管の中にある歯髄や細菌を確実に取り除くことができます。また、根管内に充填する材料も非常に精密に行えるため、治療の成功率が高くなります。

● 歯周病治療

歯周病は、歯肉が炎症を起こし、歯を支える骨が破壊される病気です。マイクロスコープを使用することで、歯周ポケット内の細菌や歯石を確実に除去できます。また、歯肉の形態や状態を詳細に観察することができるため、より正確な診断と治療が可能となります。

 ● 虫歯治療

マイクロスコープを使用することで、虫歯が進行して歯髄にまで及んだ場合でも、より精密な治療が可能になります。歯の表面や歯溝の細部まで拡大して観察することができるため、小さな虫歯でも見逃すことがありません。また、治療による被害を最小限に抑えることができます。