あらさわ歯科医院では月2回、矯正歯科治療を専門に行う歯科医師が治療を行っています。
矯正治療は公的健康保険の適用外の自費診療(自由診療)となります。
矯正治療のメリットは歯並びがきれいになることだけではありません。見た目の改善以上にも良いことがあります。
噛み合わせがお口の機能や全身の健康に深く関わっていることをご理解いただけると思います。
調布市つつじヶ丘駅から2分の歯医者「あらさわ歯科医院」の矯正治療では、歯並びだけでなく、噛み合わせの改善も大切にしています。
子どもの矯正は「一期治療」と「二期治療」に分かれています。
一期治療とは
乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」の治療です。スタートの目安は、7〜8歳。上下の前歯と6歳臼歯(第一大臼歯)が生えた頃です。この時期はあごの骨が成長途中なので、骨格を誘導することが可能です。一期治療であごの骨格の問題を改善しておくと、永久歯列完成後に行う二期治療の期間が短くなったり、抜歯矯正をせずにすむなど、大きなメリットがあります。
二期治療とは
すべての歯が永久歯に生え変わり、12歳臼歯(第二大臼歯)が生えた後に行う仕上げの矯正治療です。通常マルチブラケット装置(ワイヤー矯正)を使用します。
一期治療と二期治療はセットで行われますが、問題点が十分に改善された場合は、一期治療のみで終了することもあります。
「永久歯が生えてきた途端、歯並びが悪くなってしまった」というお悩みが多いようです。お子さまごとに、適切なスタート時期や治療法は異なりますので、歯並びが気になり始めたら、まずはご相談ください。
歯と歯を支える骨がしっかりしている限りは、年齢に関係なく矯正治療は可能です。
8020達成者(80歳で自分の歯が20本以上ある方)を調べてみると、受け口や、前歯が噛み合っていない方がほとんどいないということがわかっています。特定の歯に負担がかかる噛み合わせは歯の喪失につながりやすいのです。人生100年時代と言われますが、よく噛んで健やかに年齢を重ねていただくためにも、矯正治療で噛み合わせの改善を行うことをおすすめします。
ご自身の歯はもちろん、被せ物やブリッジ、インプラントなどの人工の歯も、歯並びや噛み合わせが整っていた方が長持ちします。あらさわ歯科では院長と矯正担当医が連携し、長期に安定する噛み合わせの治療を行っています。
大人の矯正では、主にマルチブラケット装置による矯正治療とマウスピース型カスタムメイド矯正装置をご提案しております。
お口の中の状態により、適用できる装置が異なります。お気軽にご相談ください。
矯正治療というと、以前はワイヤー矯正が一般的でしたが取り外しが可能で目立ちにくいマウスピース型の矯正治療を希望される患者さまが増えてきています。
ワイヤー矯正に比べて治療を始めるハードルが低く感じられる方が多いようですが、歯並びや噛み合わせをきちんと改善するためには、精密検査や歯科医師による診断と設計、定期的なチェックが欠かせません。あらさわ歯科医院ではマウスピース型カスタムメイド矯正装置「インビザライン」を採用しています。矯正歯科治療を専門に行う歯科医師が最初から最後まで治療を担当いたしますので、安心して治療を受けていただけます。お気軽にご相談ください。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
●カウンセリング
歯並びのお悩みをご相談ください。お口の中を拝見し、歯並びの様態・考えられる治療法・おおよその期間・費用などについてお話します。レントゲン撮影を行うことがあります。
●検査
歯型の採得・歯と顔の写真撮影・レントゲン撮影などを行います。
●診断
検査をもとに、診断結果をお知らせし、最終的な治療方針や装置を決定します。
●治療の申し込み
治療に関する注意点をご説明します。
説明の内容、費用を確認の上、『治療同意書』に署名をいただきます。
●治療スタート(歯を動かす治療)
1か月に1度の通院をしていただき、歯の移動の確認や装置の調整を行います。
●保定(歯をとどめておく治療)
綺麗になった歯並びを固定する期間です。
定期的に来院していただき歯並びやかみ合わせが安定しているか確認します。
●終了
歯並びやかみ合わせの状態を見ながら保定装置の使用を終了します。
矯正を専門に担当する歯科医師は非常勤です。ご予約の前にお電話、メールにてお問合せください。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、 一般的には数日間~1、2 週間で慣れてきます。
② 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者 さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくく なるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、 お口の中を常に清潔に保ち、さらに、かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。 また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
⑩ 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
⑫ 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一 部が破損する可能性があります。
⑭ 動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や むし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
⑮ 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せ の「後戻り」が生じる可能性があります。
⑯ あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢 や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
⑱ 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。